展覧会情報」カテゴリーアーカイブ

「フォトフェスやります!」

Gallery Photo/synthesisが発足して1年と少し経ちました。

ギャラリーをオープンしてから色々なことがありました。
昨年(2015)は多難な年でした。安保法案・原発再稼動・収まることのないテロ、空爆(パリフォトの中止)・異常気象…

そんな今だからこそ、お祭りを、楽しみを、平和を!

オルタナティブなインディペンデントギャラリーGallery Photo/synthesisは、
そんな今だからこそ、「フォトフェスやります」。
どなた様も、奮ってご参加下さい!!

(第一部)2016年2月 ポートフォリーレビュー
(第二部)2016年3月 写真市開催

2月〜3月の会期中、写真カフェをオープン(不定期・日程は決まり次第発表)

●ポートフォリオレビュー

定員制・予約制のワークショップ形式
展示・発表活動の経験豊富なPhoto/synthesisメンバーの面々による多角的・実用的なアドバイスがみっちり受けられます。
ポートフォリオレビューの参加者は、3月にギャラリーにて開催される「写真市」に作品を出品できます。
(番外編?!肩こり、腰痛、不定愁訴などの身体的なお悩みがあれば、セラピストの村田が対応いたします♪)

〈ポートフォリオレビュー開催日〉
2016年 ①2月6日(土)  ②2月14日(日)
時間:13時~18時(終了後、ギャラリーにて懇親会)
各回:定員5名
参加費 各回3000円
申し込み:メールにて事前予約 info@photosynthesis.www2.jp
(参加希望日、名前、メールアドレスを明記してください)

レビュワーからのメッセージはコチラ10533706_1444436105832285_2813564692693944913_n

●写真市(3月)

「部屋にかけやすいサイズ、買いやすい値段」に設定して、たくさんの方に写真作家の作品を気軽に「持って」「飾って」、そのことを「味わって」いただくきっかけを作ろう!という試みです。

新人作家のプレゼンテーション
著名写真家出品予定

●写真カフェ(2月、3月の間で不定期・随時開催 ※詳細は決まり次第発表)

Cafe Synthesis(カフェ・シンセシス) 
入場チャージ(1ドリンク付き)1000円 再入場可(チケット半券見せる)

☆各日、テーマを決めてトークやスライドショー、映像の上映、写真集の展示など(プログラム)を予定

☆一般希望者への壁面の開放(ワンデイ展示)
→「その日限りの展示」してみませんか?

※ワンデイ展示可能日:2月6日(土)、14日(日)を除く2月の土日
時間: 13時~17時(17時以降はCafe になりますがCafe 終了まで展示可)
会場費:1万円(1日)

展示希望者は事前にメールにて申し込み info@photosynthesis.www2.jp
詳細はお問い合わせください。

とりあえず以上です。
(詳細が決まり次第、随時更新していきます。)

平賀淳写真展「Candid」

コンパクトなカメラを常に携帯している。
カメラを持っていれば…と後悔はしたくない。
そのため常に電源を入れてシャッターに指をかけている。
とっさの撮影が多いので自然ノーファインダーとなる。
しかし、特別な何かを求めているわけではない。

もう何代目のカメラになるのだろう。
今回はRX1を首から下げた状態での撮影である。
「連写」するタイプのカメラではないが、思いのほか多くのシャッターを切った。

会期:2016年1月9日(土)〜31日(日)
*土日祝日のみ開廊

時間:13:00〜19:00(最終日は18:00まで)

大塚勉写真展「断たれた地」

今回の展示は、原発事故後の2014年から15年にかけて福島県富岡町、楢葉町、千葉県松戸市、東京・目黒川などを撮影した写真です。特に2014年に立ち入り禁止区域が一部解除された、直後の福島県富岡町夜ノ森地区は人の気配が全くなく、草木が街を覆い尽くしています。又、2015年に居住制限が解除された楢葉町も人の気配はあまりなく除染によって出た、枝、葉、土などの仮置場が町の各所あります。

日時   12月4日(金)~27日(日)・(金)(土)(日)のみ開廊

開廊時間 13:00~19:00

平賀淳写真展「此岸」

此岸(シガン)~悩みの多い現実世界。この世。
当初、日常の向こう側にある穏やかな世界(彼岸)を意識していたのだが、いざ撮影に出てみると、目の前にあるのは雑然とした現実。また、東日本大震災を経験し被災地の情報を見聞きしているうちに、やはり撮るべきはこの現実世界とは思いながらも、時折かいま見える日常の中の非現日的な感覚も取り混ぜて、その狭間を映しとってみました。

会期:11月21日(土)〜29日
(日)*21〜23・28・29日開廊
時間:13:00〜19:00(最終日は16:00まで)

 

西村陽一郎写真展 「見る影がある」

Roonee 247 photography/Gallery Photo/synthesis合同企画展
西村陽一郎写真展 「見る影がある」

会期:11月3日(火)〜15(日)*9日(月)休廊
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00まで)

Gallery Photo/synthesis
11/3〜8「Y氏の光学装置」
11/10〜15「青いイカロス」
Roonee 247 Photography
「啞子」「ヌード」「脚」

新宿区四谷にある二つのギャラリーで西村陽一郎の新作を同時展示します。

西村陽一郎は1967年東京生まれ。これまで植物や水、ヌードや昆虫などをモチーフにした作品を数多く発表してきました。また、カメラを使わないフォトグラムと呼ばれる物体の影を直接感光材料に焼き付ける手法を使った作品でも知られています。

カメラで撮影した作品、使わずに直接影を定着した作品共に共通する西村陽一郎作品の魅力とは、写真術の基本的な原理である「光が当たったところが黒くなる」という現象から生まれる図像そのものの美しさです。シンプルで最もベーシックな手法を用いながらも、誰もが驚く独創的な発想と極めて鋭敏な感覚によって、馴染みあるモチーフを深遠な宇宙に転化させるその作品にこれまでも多くの人々が虜になってきました。
写真における黒の部分とは、影のことであって、写真家は常にこの影を見つめています。「見る影もない」とは、面影もなく見るに堪えないという意味に使われますが、西村陽一郎は自身が生み出し続けてきた光が刻み込んだ「写真=影」にかつて見たこともなかった美しさを発見し「見る影がある」と静かに語りかけてくるかのようです。

フォトシンセシスでは、カメラとレンズのフォトグラム作品の「Y氏の光学装置」カラーの鳥の羽のフォトグラム「青いイカロス」をそれぞれ約20点ずつ展示いたします。

ルーニィでは、女性の身体を撮影した「啞子」「ヌード」「脚」と命名されたブルーの単色で表現されたシリーズから約40点の展示です。
Roonee 247 photography    http://www.roonee.com