月別アーカイブ: 2017年3月

後藤元洋展 「絶対安全 -under control- [OPERATION OLYMPIC GAMES] オリンピック・ゲーム作戦 -」会場で行われたパフォーマンス映像

後藤元洋展 GOTO Motohiro Exhibition

絶対安全 -under control-
[OPERATION OLYMPIC GAMES]
オリンピック・ゲーム作戦 –
2017,02.11-02.26
Gallery Photo/synthesis (Tokyo,Japan)
会場で行われたパフォーマンス映像

[2010 Natanz Iran] [2020 Tokyo Japan]
[Stuxnet : Flame] [High-Level Radiation-Contaminated Water]
[Natanz Nuclear Facility] [Fukushima Daiichi Nuclear Power Station]
[malware] [Melt-through]
[Obama] [Abe]

 

展示はヴィデオ インスタレーション-Video Installation-。
鑑賞者の身体をセンサーにしたインタラクティブな作品。

基本システムはヴィデオ・フィードバック(Video-Feedback)。設置した入力カメラ映像において
ブロックノイズを派生させ、フィードバックによりノイズを変成、増幅させる。
ノイズ信号の無限の循環・暴走する状況が映像として投影される。

また、入力時のブロックのノイズに生成は物理的な外的要因に反応して生起する。
投影された映像は、当然プログラムされたものではなく、外的要因によって生じた暴走により生成した、
予想不能な制御されていない、再現不能のその場かぎりの映像である。

外的要因によって、科学技術が暴走し制御不能な状況は、福島第一原子力発電所の今を想起してほしい。

会場写真

大塚勉写真展 「ある日・2016年11月16日・晴れ・福島」

2017年4月1日(土)~30日(日)
金・土・日・開廊
開廊時間・13:00~19:00

内容
「震災から5年経過した福島県楢葉町・常磐線木戸駅周辺の一日」
5年経過した復興の現場では、堤防や道路工事に使用するために、山林を掘削している現場、隣接する耕作地には太陽光パネルを活用した、動物捕獲用の檻、但し、山林の掘削現場との関係は不明、その他、海岸の護岸工事、道路、残土、残された木々、放射能の影響でそのままにされた、津波で破壊された堤防、帰還して生活感のある家、隣の植物に覆われた人の住んでない家、各所にある汚染土仮置場、その様な「ある日」の写真です。

A3サイズ  モノクロ28点

Gallery Photo/synthesis 閉廊、活動の終了のお知らせ

2014年8月1日、四谷四丁目にオープンしましたGallery Photo/synthesisは、
オープン当初の予定どうり、2017年6月をもちまして閉廊いたします。

3月 村田都、4月 大塚勉、5月 平賀淳、6月 Gallery Photo/synthesisクローズ展
以上の展示にてGallery Photo/synthesis の活動を終了いたします。

Gallery Photo/synthesisは、3.11によって再認識した、記憶と身体を核として、
「写真と身体」をテーマとしたコンセプトギャラリーとして展開してきました。

展示もすべてメンバーによる企画展、(須田一政展、関口正夫展なども)
メンバー企画による「トークショー」 「Photo cafe」 「写真市 Photo Marche」
「ポートフォリオレビュー」 「映像の実験」 「自主ギャラリーの系譜資料展」
など開催しました。

3年弱の期間ではありましたが、展示(写真、映像、美術)、パフォーマンス、
イベントなど横断的な表現の場として展開することができました。

また、ギャラリー活動による、多くの出会いはメンバー個々のこれからの活動
の糧となるでしょう。

多くの皆様に、ご支援、ご協力いただきましたことを深く感謝いたします。
ありがとうございました。

Gallery Photo/synthesis メンバー
平賀淳、大塚勉、後藤元洋、村田都

8月からは同じ場所にて、全く新しいギャラリーがオープン予定です。
詳細情報は入りしだい、ここでもご案内いたします。