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鈴木杏子写真展 「stray sight」

Gallery Photo/synthesis Motohiro Goto presents
鈴木杏子写真展 「stray sight」

2015年8月19日(水)~30日(日)  月・火休廊
13:00~19:00

昨年8月、31歳の若さで急逝した写真家 鈴木杏子の追悼展。
研ぎ澄まされた感性で切り撮られた世界は痛々しいほどに美しい。 幼少期を
ドイツで過ごした鈴木の色彩は、不安と同時に不思議な安らぎを視るものに与える。
写真集として編集された9作品のうち「stray sight」を展示。

biography
2005 東京綜合写真専門学校卒業
写真・イラスト・デザイン等の制作を行う
2003 「9cc」 gallery Le Deco(東京)
2003 「ANAPARADISE」 GALLERY Private(鎌倉)
2003 「Θ」 nanba gallery(東京)
2004 「後藤元洋クラス展」ぎゃらりー彩光(横浜)
2005 「第48回東京綜合写真専門学校卒業展」 富士フォトサロン(東京)
2005 「Allons au marche aux photos!」 GALLERY Private(鎌倉)
2006 「Allons au marche aux photos!」 GALLERY Private(鎌倉)
2006 「Prosit!」 GALLERY Private(鎌倉)
2007 「satisfaction(なんにもいらない)」(個展) SPACEKIDS(東京)
2007 「DEUTSCHLAND」(個展) cafe Shion(東京)

12年前、東京綜合写真専門学校の講師に招聘された時、
担当した「クラス実習」での生徒だった鈴木杏子。
写真学校での初めての教え子の早過ぎる死。
一周忌にあたる8月、写真家、鈴木杏子の作品を展示します。
Gallery Photo/synthesis 後藤元洋

平賀淳写真展「花街2014」

2011年に震災後暗くなった東京。続いて2012年から東北の主要な繁華街と東日本大震災の被災地とを撮影してきました。
今回は、その最終章として2014年に北茨城から千葉県の旭市までを撮影した物の中からセレクトしました。
被災地においては復興の過程(繁華街の形成)が記録出来るかと思って撮影してきましたが、現実の厳しさが実感された3年間でした。

2015年7月4日(土)〜31日(金)
*土日と、23(木)24(金)30(木)31(金)開廊
13:00〜19;00

村田都展「Digging」

「あるプロセスの先に結果があり、結果の連なりがまた別のプロセスになる。」
自分の身体の中の力の流れ方に意識を傾けてみたら、自然に動きが生まれてきました。

会期:2015年6月6日(土)〜28日(日)(土日のみのオープン)

開廊日: 6月6・7・13・14・20・21・27・28日

時間:13:00〜19:00

入場無料

連続写真による映像インスタレーション

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1998年の個展以来、電車で運ばれながら撮った「Traveling」(2003〜2006年)、ほぼ定型の日常の中を漂うように撮った「Floating」(2010年)など、「自分の内側に潜って、自分が投影されている外界を撮影した写真」を用いてその時々の視点による世界観をインスタレーションとして構成し、発表してきました。
Gallery Photo/synthesis発足以降は、新たに「自分の外側に出て、世界の中に存在している自分自身を俯瞰する」撮り方を試みています。身体の訓練法の稽古を実践し、変化していく自らの身体を記録する「Digging」というタイトルのシリーズ第2弾。

作家略歴
2014年12月「Digging」の記事へ
2014年「Digging」展示風景

 

須田一政写真展「筋膜」

Gallery Photo/synthesis初の企画展として、須田一政写真展「筋膜」を開催いたします。

今回の展示は、須田一政氏がその自宅と家族のみを撮った写真で構成されたものとなります。

期日:5月1日(金)~31日(日)

*月~水曜休廊 但し、4日(月)~6日(水)は開廊

時間:13:00~19:00

★予定されていたトークショウは中止になりました。

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須田一政の「筋膜」が見たいと思った。
Gallery Photo/synthesisの初の企画展として、とんでもないお願いをした。

筋膜とは頭から指先まで全身を包み込んでいる膜です。
白く薄いラバースーツのようなものです。

筋膜といいますが筋肉だけでなく、骨や内蔵、血管、神経など身体の
あらゆるものを包み込み支えていて、全身にネットワークを張り巡らせています。

また、筋膜は支持器官であると同時に記憶器官でもあります。
興奮や感動は自律神経を通じて筋肉反応を引き起こし、それが繰り返されると
その反応に合わせて筋肉が変形し、筋膜に記憶されます。

筋膜はその人の生活や習慣や行動や心の動きを、
写真のフィルムのように記録する身体のフィルムです。

この展示会場は須田一政の筋膜の内部です。
壁面にある写真を通して須田の筋膜を感じることが出来ればと思います。

そして、この展示から、須田の外部、「他者」「街」の写真に思いを馳せる
ことが出来ればと思います。

このような企画にこころよく協力頂いた須田一政さんに心より感謝いたします。

Gallery Photo/synthesis
後藤元洋

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