1月10日(土) – 1月31日(土) 13時〜19時
写真集『新宿海溝』より当時のプリント中心の展示です。
「新宿海溝」としては初の展示となります。
※土日・祝日のみの開催となります。
内 容:
雑誌等で作品を発表している立体イラストレーターkucci(クッチー)。2001年から2014年までに、主に仕事で制作した立体イラスト(人物約70点、箱庭オブジェ約10点)の他、新作も展示します。
『AERA』『通販生活』等の誌面で掲載された人形たちの他、江戸の屋台、昭和のお茶の間、露天風呂、落語、歌舞伎、雑貨屋さん、スーパーマーケット等の楽しいジオラマ、かわいい民族衣装の子ども達が並んだ世界地図。どなたでもお楽しみ頂ける箱庭の世界に、是非お気軽にお越し下さい。「平面媒体で発表するために作られる立体イラストというものは、パッケージされた商品であるフィギュアやドールと違って、一夜限りのハリボテみたいな存在です。そんな彼らの宿命は、そのまま私たちの似姿の様でもあります。人間関係に悲喜交々する人形たちに、ご自身、ご家族、友人知人の姿を重ね、愛着を持って鑑賞して頂ければ嬉しく思います。
また、箱庭オブジェは、博物館の精巧なジオラマと違って、主観的な印象のままディフォルメすることによって、絵画的な躍動感も備えております。大胆な空間感覚を大事にしつつも細部のディテールにはこだわっている、そのバランスの妙をお楽しみ下さい。
立体イラストレーターとして初の展示となります。この機会に、実物の立体に対面し、写真や印刷では表現しきれない質感やディテールを、お楽しみ頂けたら幸いです」(Kucci)
出品作品:立体イラスト
プロフィール:
1973年東京に生まれる。武蔵野美術大学造形学部日本画学科在学時より箱庭制作を開始。卒業後、エディトリアルデザイン事務所に勤務。2001年、立体イラスト、平面イラスト、デザイン等を手がけるフリーランスとして、kucciのペンネームで独立。人物の微妙な感情表現の他、箱庭的なオブジェを制作、また同じコンセプトでの平面俯瞰図を得意分野とする。主に、朝日新聞出版『AERA』誌にて、人間関係の悲喜交々を表現した人形の制作を手がける。他、『通販生活』『日経アーキテクチュア』『日経ホームビルダー』等、掲載多数。
作家URL:http://www.kucci.jp/
【タイトルについて】
電車で運ばれながら撮った「Traveling」(20
どちらかというと、運ばれて流されて…という「受け身」
出品作品:
プロジェクション
会期:2014年11月1日(日)〜11月24日(月)
開廊日:木〜日のみ
※但し3日(月・祝)・24日(月・祝)は開廊
時間:13:00~19:00
内容
3、11の原発事故によってもたらされた、放射能は広く東日本を中心に降り注いだ。当然東京地方もその影響を受け汚染された土地から時間をかけながら、関東地方を流れる多くの河川を通じて東京湾に今も流れ込み続けている。
私の住む目黒には目黒川が流れているがそれもその例外では無い、60年代に起こったヘドロ公害とは、全く性格の違う、原発事故によってもたらされた新たなヘドロと言っても良いかもしれません。
今回の写真は目黒川の浚渫工事の際に発生した、黒いヘドロの水面と目黒川に注ぎ込んでいる生活用水や雨水の跡を中心にした写真展です。
出品作品
モノクロ写真 25点
サイズ 40cmx32cm