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主代奈津実 写真展「肉屋のように」@CROSSROAD GALLERY

「竹輪乃木乃伊御開帳」や「Gallery Photo/synthesisオープニング」のパフォーマンスの際、巫女さんの衣装で協力してくれた、主代奈津実さんの写真展開催中です。是非!(後藤元洋)

主代奈津実 写真展「肉屋のように」

会期:2015年3月5日(木)~15日(日) 12:00~19:00(最終日17時まで)
*木~日の週末写真展です (月~水がお休み )
会場:CROSSROAD GALLERY 東京都新宿区四谷4-28-16吉岡ビル5階 03-3341-8118 http://www.roonee.com/crossroad/

2014年10月・後藤元洋「絶対安全-under control-」

後藤元洋「絶対安全-under control-」 2014年10月4日(土)〜26日(日)

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大山高の思い出 (by後藤元洋)

ギャラリーの壁を塗る塗料はスタジオマン経験者ならおなじみ「KANPE SW-20」、スタジオホリゾント用の塗料だ。パテ埋め、ヤスリがけの後、1回め塗装を行う。合板への塗料の定着がイマイチでムラになる。(結局3度塗りとなった)

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その時、大山高さんの話しを思い出した。2008年横浜にあったZAIMでの展示の際、インスタレーションで壁面に直接ペイントした。展示終了後、現状復帰が必要なのだが、会場に来てくれた大山さんが、「ちゃんとシーラー塗りなよ」とアドヴァイスしてくれた。そう、シーラーだ。カンペの取説にもシーラーを塗れとちゃんと書いてある。

大山さんは東京綜合写真専門学校の1年先輩。卒業後、スタジオEBIS勤務を経て、操上和美さんのところへ。1993年独立し広告写真の第一線を突っ走っていた。私が母校の講師になった時は先輩講師として教えていた。

 

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広告写真家として忙しいにも関わらず、展覧会には必ず足を運んでくれた。私の作品もスゴく面白がってくれ、励ましてくれた。大山さんといると元気になれた。
しかし残念ながら2010年49歳の若さて急逝した。大山さんが生きていたら、このギャラリーのオープンを面白がってくれただろう。

今回のオープニング展に出品している映像作品「La rotation sur soi-même」は2005年に鎌倉のGALLERY Privateで発表したものだ。展示が始まって会場に行くと、会場の真ん中にプラレールが設置してあり、小さな江ノ電がくるくる回っていた。大山さんのプレゼントだった。会期中、映像作品中で私の乳首で回る「なると」と大山さんの江ノ電がリンクしながら回っていた。
「大山さん、今でもまわってますよ」

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大山 高 略歴. 1961年宮城県仙台市生まれ. 1982年東京綜合写真専門学校卒. スタジオEBIS勤務を経て、操上和美氏に師事.
1993年独立. 1995年無印良品の広告制作によって、ニューヨークADC銀賞受賞. 2005年まで、母校にて大山ゼミを10年間担当.

http://www.tekunoro.co.jp/apps/shibuyaku.higashi/Freezing_at_moment.html

後藤元洋 略歴

後藤fb
「身体」「セルフポートレート」をメインテーマに、自身の身体を使った写真、映像及びインスタレーション作品を発表。

主な個展
1985~89 PAX Gallery(東京)
1989~91 FROG(東京)
1994 PAST RAYS Photo Gallery(横浜)
1997 HOKARI Fine Art Gallery(東京)
2001 東京写真文化館(東京)
2003~11 GALLERY Private(鎌倉)
2006 アートスペースモーター(東京)
2008 T氏邸地下空間(東京)
2012 小金井アートスポット シャトー2F(東京)
2013 竹輪之木乃伊御開帳 アートスタジオDungeon(東京)

主なグループ展
1999~2000 「Tomorrow is Today」クラクフ国立美術館/ソポット国立美術館(ポーランド)
2006 「THE LIBRARY」足利市立美術館 (栃木)/ 多摩美術大学美術館 (東京)
2007 「→Y現代美術家16人展」 練馬区立美術館(東京)
2007 「Gwangju Artvision」 光州市立美術館(韓国)