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村田都写真展「Digging」

2014年12月5日(金)~12月14日(日)
開廊:金・土・日のみ[5〜7日・12〜14日]
時間:13:00~19:00 [7日・14日(日)は13:00〜16:30
(17時よりワークショップのため)]
※関連イベント:簡単なセルフケアワークショップ(足首回しを中心に)
12月7日・14日(日)17時〜19時 ¥500 ヨガマットレンタル¥100)
https://www.facebook.com/events/335062620012346/

内 容:
然るべき場所を然るべき方法で動かす稽古によって、身体はどのように変わっていくのか。
自ら毎日10分程度の稽古を続けながら定期的に身体を撮影し、変化のプロセスを記録しています。
生きている身体は、しくみに沿った動きをすることで、自己調整力が高まり本来の自由で柔軟な状態に自ら戻って行こうとするものです。理にかなっていても地味なことはなかなか続かないものですが、自身でそれを実践してそのプロセスを記録し、「身体」の持っているポテンシャルを示せたらと思いました。3.11を境にして、それまで確からしく思われていたものが次々とその脆弱さを曝け出し始めました。国家や社会の枠組みから日常の価値観に至るまで、今までになく揺らいでいる不安な時代に突入したと感じています。そんな状況において、唯一確かだと言えるものは、個々の「身体」。
身体が健やかな状態であることによって自然と穏やかな気持ちになり、未来への「希望」が生まれる…ということを、リラクセーションの仕事をしながら実感してきました。日頃から自分の身体を意識することによって「自分の身体は、自分で何とかできる」という感覚を得られ、それが心の安定感にもつながります。
関連イベントとして開催するセルフケアのワークショップも通じて、そういったメッセージを多くの方とシェアしていけたらと願っております。

【タイトルについて】
電車で運ばれながら撮った「Traveling」(2003〜2006年)、ほぼ定型の日常の中を漂うように撮った「Floating」(2010年)。
どちらかというと、運ばれて流されて…という「受け身」な感じだった過去のシリーズに比べ、今回は自分から能動的に身体を動かして稽古を続け、変化を探求し、しかもそのことを非常に好きで続けている、ということから「掘る」だけでなく「探求する」、スラングで「好き」「わかる」という意味も持つDigを使って「Digging」としました。

出品作品:
プロジェクション